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古材の桟木

こんばんわ☆Woodyanです♪

 今日は古材の桟木についてお話したいと思います。
Woodyanでいう古材の桟木とは、型枠用補助桟と言われるものを指します。
型枠とは、コンクリートで何かを作ろうとする際、生コンクリートを流し込んで固める枠を作らなければなりません。
その仮に設置する木枠の事です。昔は桟木で枠を作り、そこに幕板といわれる杉板を貼り付けていました。
その幕板がコンクリートと接する部分となります。現在は施工も楽で転用も容易なので幕板としてコンパネを貼る事が主流となっています。

 この木枠を作るのに、その物件に合わせて桟木とコンパネの長さをカットして、いろんな形の型枠を作っていきます。

 現在は、コンクリートと言えども、打ちっぱなし(固まったコンクリートをそのまま見せる手法)のものや、幕板に木目を研ぎ出しした杉の板を貼り、その木目をコンクリート表面に転写させてみせる方法などもあります。また、湾曲したものや、3次元にうねったものなど、日本にはすごい技術があります。

 それらコンクリート造形美は目を引くものがあり、コンクリート建造物が多い都心部で車を走らせていると楽しくなってしまいます!!(職業病なのでしょうか(笑))

 いろいろな形の型枠をつくるので、必然的に枠を固定する為にたくさんの釘を打ち込みます。

 また、コンクリートもたくさん桟木に付着します。

 コンパネにはコンクリートが付着しにくいようにウレタン樹脂の塗装がされているものがあり、バネコートと呼ばれていて人気があります。


 アッ!!

そうそう!!

 よくみなさんが合板(ベニヤ板)の事をコンパネと呼ばれますが、実際には間違っています。

 コンパネとは、本来コンクリートパネル用合板の略称なのです。
そして、パネコートとはコンパネにウレタン樹脂を塗布した商品の事なのです。

 合板は2.5ミリ厚のものから順番に4.0ミリ、5.5ミリ、9.0ミリ、12.0ミリ、15.0ミリ…。
が主流となっていますが、表記したもの以外にもまだまだたくさんあります。また、使われている木材の種類や接着剤の種類やタテヨコの寸法、表面の仕上げ程度などによって、ものすごく詳細に分別されているのです。 

 その中でもコンクリートの圧に負けない強い木材を使い、水に強い接着剤を使い、コンクリートが硬化不良をおこさないように糖分を含んでいない木を表面に使用していて、コンクリートが剥がれやすいように表面を綺麗に平滑に仕上げてある合板をコンパネと呼ぶのです。

 ですので、コンクリート打設用の合板以外はコンパネとは呼ばないのです。

 そんな型枠に幾度となく使われてきた古材の桟木なので、当然釘の穴もたくさん空いていますし、木の割れた部分などにコンクリートが入り込んでいるものも多数見受けられます。

 それら古材の桟木をWoodyanでは一本づつ丁寧に選別・カットを行い、サンダーにて仕上げております。

 古材の桟木は、足場板・巾木と違い、面材として使用される事は稀です。

 ほとんどは、棚板の受けであったり、格子やちょっとしたアクセントとして、また廻縁や巾木として空間の隅に目地としてご使用される事が多いです。

 脇役的な存在として使われるケースが多いですが、この子があると無いとでは、見た目の印象や引き締まり感が全然違ってきます。

 縁の下の力持ち的な存在で、素敵な空間をつくり上げるのに必要不可欠ではないかなと思います。

 そんな古材の桟木ですが、当店では杉・桧・米松・米栂等といったいろんな樹種を織り交ぜてお届けしております。
桟木を使われる箇所や地域・技法によっても樹種の特徴を生かして施工しますので、いろんな樹種が入り乱れているんです。

 当店では、あえて樹種による選別は行わず、いろんな木材に触れて欲しいとの想いからミックスしています。

 木目や色合いもよく見ると若干違うので並べて眺めていると楽しいですよ(*^_^*)♪

 短い古材の桟木をレンガ風に積み重ねて面材を作ってもおもしろそうですよね☆



 



 
2016/03/28

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