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想いと軌跡

わたしたちは関西地方を中心に工事会社様、リース会社様等に新品の足場・型枠・土木用仮設資材を販売しております。直近10年間を見てみると・・・・杉足場板、60万枚超。杉落下防止用巾木、50万枚。型枠用桟木に関しては1,500万本超の建設資材を販売し関西地方の土木・建設に大きくお役立て頂きました。
足場板を乾燥させ、本実加工したフローリングがブームになっている事がありました。国産材の無垢材なのに安価。そして強度に優れなおかつお洒落だと。その頃は毎日のようにその件でお電話いただき、弊社の足場板を加工し販売。大阪や神戸、京都などお洒落な店舗や住宅へ納品をしておりました。そんなある日、仕事を終えお風呂に浸かっている時です。ボーっとしていると、ふとある事が浮かびました。「送り出された仮設資材達は、以降どのような人生を歩んでいるのだろうか…。」早速、販売先企業へ訪問し、仮設資材の行方の調査をはじめました。そこで知った事…。幾度となく建設現場で酷使されボロボロになった木材達は・・・・・。
まずはやってみよう精神の私は、とりあえず得意先の鳶工事会社さんに商品の買戻しをさせて頂き、中古足場板として現状渡しであるとの了解のもと、お客様のご要望に応え続けてきました。ただ当時の私は新品の商品を販売する事に全力を注いでおり、中古足場板の販売は二の次でした。しかし日が経つ毎に古材としての問い合わせが増えていく…。
もちろんギリギリまで使い切ってからの事。寿命を全うしたと理解する方が普通なのではないかと思います。ただ、もともと建設現場で過酷な任務をこなし強度に優れた木材達です。現場では使えなくても、他になら使えるんじゃないの?そう感じていました。その頃に丁度、ホームページを立ち上げました。そこから電話での問い合わせが増え始めましたが、私には理解できない事が多いのです。「杉足場板のフローリングが欲しいんです、古い材で。」こういった問い合わせが非常に多く困惑していました。どうやら古い足場板を綺麗に仕上げ古材(アンティーク)として意匠用として魅せるらしいのです。
その頃、地球温暖化などの環境問題が世間を賑わせていました。この問題に関して何ができるのかを考えるようになり、仮設資材が最終的に燃やされてしまうのを防ぐ事が出来れば、地球環境改善にも少しは貢献できるはずであるとの考えに至りました。先に述べた通り、わたしたちだけでも相当な数量の仮設資材を販売しているので、これが燃やされないでさらに違う用途で再利用できれば、二酸化炭素の固定化にも大きく貢献できるはずです。そうなんです。ここで初めてアンティークとしての素材と地球環境改善の一助としての行動がリンクするのです。
はるか前に高度経済成長期が過ぎ、その後バブル崩壊。止まらない国内工場の海外拠点への移行が進みリーマンショックで経済は停滞。少子高齢化や消費増税による住宅着工戸数の減少や大規模な設備投資の減少などで、今まで必要だった仮設資材がその出番を無くしていく可能性が出てきたのです。現在の日本は数年後に控える東京オリンピックに向けて関東を中心に建設ラッシュですが、
それも後数年だけの期間限定の話なのです。建設現場での使命を全うしたものは勿論ですが、まだ使える仮設資材でさえも現場数減少により倉庫で朽ち果てていく事になりそうなんです。もしくは、不良在庫と化してしまったら、邪魔者扱いされ、産業廃棄物処分や焼却処分されてしまう可能性も大いにあるという事なんです。
我が子がそう遠くない近い未来にそうなるのは耐え難いものがあります。私はまずはやってみよう精神の人間です。それならば、思い切って私のこの想いをインターネットに載せて日本中に届けようじゃないか!!それは5年後でも10年後でもない! 今なんだ!!得意先さんから我が子を手元に戻して、愛情いっぱい磨き上げてお化粧してあげて立派にしてあげようじゃないか!!そういう思いで弊社の愛情がいっぱい詰まった商品をみなさんにお届けしてまいりたいと考えております。
「お洒落だね!」「カッコイイ!」「エコだね!」みなさんの捉え方は色々だと思いますが、長いこの文章をここまで読んで頂き、共感頂けた方にご購入して頂く事こそが、我が子がまた第二の人生を少しでも長く生きれる事に繋がると思います。
 
 

 

   


 
2015/06/18

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